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ベンチャー企業

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ベンチャー企業とは

ベンチャー企業とは、「新技術や革新的なアイデアや技術を元にし、新しいサービスやビジネスを提供することを目的とした企業」のことを意味します。
規模は、小規模から中規模のものが多く「新興企業」という意味でもこの呼び方が使われます。

ベンチャー企業と呼ばれるために明確な定義や基準はありません。ですが、一般的に下記のような企業をベンチャー企業と呼ぶことが多いようです。

・成長過程の企業
・ベンチャーキャピタル(VC)など、投資機関から資金援助を受けている企業。
・ベンチャー指定を受けている

特に2000年以降にIT技術の進化や規制緩和に後追いされて、ベンチャー企業の設立が増えました。小規模でスタートしたとしても、短期間で上場して規模を拡大する企業も少なくありません。

ベンチャー企業とは、新たなビジネスを育ている状態です。将来的には大きく化ける可能性があっても現段階では財務的に厳しく投資機関から援助を受けている事が多いのが特徴です。

また大企業と違い、企業のネームバリューや福利厚生などではなく、やりがいやビジョンに共感する人を中心に求人・採用する傾向があります。

ベンチャー企業の魅力

ベンチャー企業の魅力は、大きく分けて3つあります。
一つは常に新しいことにチャレンジし、会社の成長を身近に感じることができます。そして大企業のようなノウハウがある訳でなないので、色々な変革が起きやすく、就職した企業が大きく成長した際には給与や待遇面にしっかりと反映されます。

そして、年功序列ではないのもベンチャー企業の特徴です。急成長を求めているのがベンチャー企業ですので、会社に長く在籍している人よりも、実力があり結果をしっかり出している人が評価される傾向になっています。
そのため、ベンチャー企業で働いている人は仕事や会社に対してのやりがいが強いのが特徴です。

三つ目は社長などの経営陣との距離が近いということです。
しっかりとしたビジネスモデルや経営理念を持ち、それを行動に移し、日々会社の成長を考えている経営陣が近くにいるのは自身のモチベーションも上がりますし、学ぶことも非常に多くなります。
そういった環境で働けることは社会人として恵まれていると言えるでしょう。

こうして今までメリットだけあげてきましたが、少なくともデメリットもあります。一番は安定性です。新規事業で急成長を目指しているので、それなりのリスクを理解しておくことも大切です。

また、十分に人がいない場合もありますので、勤務時間が長い、休みが少ないなどのブラック企業も多く存在しているのも事実です。

そういった点を踏まえてもベンチャー企業は魅力的な会社です。
新しい会社だけに勢いがあり、成長するとその分見返りも大きく仕事に対して高いモチベーションを保っていられるのは良い点です。ですが将来が安定しないなどのデメリットやリスクがあるのもベンチャー企業の特徴なのです。

この記事の監修
Scheeme株式会社
ScheemeMAG編集部
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