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起業家やベンチャー企業の社長が集まる場所やイベントをまとめました!

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これから起業を検討している人や、起業したもののもっと幅広い人たちと交流したいと考えている人は、起業家やベンチャー企業の社長たちが集まる場所やイベントをチェックしたいものです。

大きく4つの種類に分類し、目的に合った場所やイベントを紹介します。

起業で成功するためにも、有意義な情報にアンテナを張ることで、新しい展開のきっかけづくりに役立ちます。

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情報源となるイベントを押さえておこう

ベンチャー イベント|画像

起業を成功させるためには、ビジネスプランとなる魅力的なアイデアも大切ですが、ビジネスの推進力を生み出す手段にも注目したいもの。

特に、若い起業家や経営者は同業者との繋がりばかりでなく、さまざまな職種の人材と数多く接することも重要です。

なぜなら、ビジネスの推進力となるきっかけを見つけたいと感じているからです。つまりは、推進力を見つけることで起業を成功に導けるでしょう。

そのためには、さまざまな起業家や経営者が集まる場所やイベントに参加することが欠かせません。そうすることで、起業家として必要な情報を手に入れられます。

起業家や経営者が集まるイベント①「SLUSH ASIA」

ベンチャー イベント|画像

2008年にフィンランドから始まったSLUSH ASIA、日本でも開催されている人気のあるイベントです。このイベントの特徴は、ロックコンサートのような華々しいステージが用意され、会場には学生から社会人まで幅広い起業家や経営者などが集うことです。

イベントの参加者の中には、プレゼンターを務める人もいます。起業を考えるプレゼンターは、最初からグローバルな展開を視野に入れ、革新的なビジネスプランを世界に向けて情熱的に語ります。

SLUSH ASIAのイベントにステージが欠かせないのも、プレゼンターのアピールを耳にした投資家たちが資金の提供を検討し集まっているからです。

つまり、魅力的なビジネスプランをしっかりとアピールできれば、資金の提供を受け、ビジネスが動き出すチャンスが与えられます。SLUSH ASIAのようなイベントは、会議や協議などを意味するカンファレンス的な側面を持っています。

起業家や経営者が集まるイベント②「IVS」

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INFINITY VENTURES SUMMIT、通称IVSと呼ばれています。IVSはインターネット業界のトップレベルの経営者・経営者幹部が一堂に集まり年に2回、招待制のオフサイト・カンファレンスです。2007年の秋に始まり、10年を経て歴史・規模とともに日本最大級のインターネット業界経営者のコミュニティに成長しています。

IVSでは最新のビジネストレンドをテーマにしたセッションや、様々なネットワーキングパーティーに加え、新サービス発表の場”LaunchPad”、経験を積んだ経営者からの学びを語り継ぐ”IVS DOJO”など、ベンチャー企業の生態系・コミュニティ活性に貢献する場作りに注力しています。(※IVS公式HPより引用:http://ivs.strikingly.com/

SLUSH ASIAと同様、プレゼンの場も設けられており、それが、LaunchPadです。スタートアップ企業などが新サービスを6分間でプレゼンし、起業家やエンジェル投資家など、さまざまな業界で活躍されている方々に審査をしてもらいます。ここでプレゼンが成功し、様々な投資家や経営者の目にとまれば、その後の人生は大きく変わるでしょう。

起業家や経営者が集まるイベント③「TechCrunch Tokyo」

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TechCrunch Tokyoは毎年開催されている、スタートアップ・テクノロジーの祭典です。TechCrunch Tokyoは2つの特徴があります。

1つは、多くの旬な海外スピーカーによる講演を見る事が出来ます。彼らによる貴重な講演は国内の他社イベントではめったに見ることはできないです。

2つめは、“これから”注目すべき新進気鋭のスタートアップによる斬新なプロダクト・サービスをいち早く知ることができます。TechCrunch Tokyo最大の目玉「スタートアップバトル」では、条件を満たしたスタートアップ企業が壇上でピッチバトルを繰り広げます。

2017年9月に東証マザーズへの上場を果たしたマネーフォワードの代表取締役社長 辻庸介氏も2013年にスタートアップバトルに参加した“卒業生”の一人で、当時のマネーフォワードはサービスリリースから1年と経たない小さなスタートアップでした。

このスタートアップバトルを聞きに、様々な起業家やベンチャー企業の社長、他にも投資家などがたくさん来場します。スタートアップ企業にとっては、事業が大きく変化するチャンスの場所と言っても過言ではないでしょう。

その他イベント③「コンテスト」「アクセラレーター」「インキュベーター」

それ以外にも、例えばコンテスト的な意味合いを持つイベントもあります。特徴はあらかじめテーマが定められていて、参加者は自由に発想したビジネスプランを主催者に向けてプレゼンしていきます。最優秀となったプランが採用され、実際にビジネスとして展開されるのです。コンテスト形式のイベントは、さまざまな業種で頻繁に開催されていて、公募的な意味合いを持っているといえるでしょう。募集されるプランの内容が決められていることもあり、アイデアを活かしやすいイベント形式です。

また、アクセラレーターやインキュベーターを用いたイベントも開催されています。アクセラレーターを用いたイベントでは、3カ月程度の期間を定めたプログラムを主催者となる企業が用意します。起業家たちは自由に考えたオリジナルのプランで参加し、主催者からの審査を仰ぎます。目的に合ったプランが数点に絞られ、主催者が起業家とタッグを組む形でプランを実行します。場合によっては主催者から技術的な指導を受けることができたりするので、起業家にとっても視野を広げられるチャンスがあるのも魅力です。

インキュベーターの場合、もう少し若い起業家向けに開催されるイベントとなります。インキュベーターは保育器などを意味する言葉です。つまり、主催者となる企業や団体から課題を提供してもらい、起業家たちは訓練や指導を受けながら成長することで結果に結びつけます。ビジネスに直結したイベントなので、現場での経験を積むことができます。

他にはどのような場所に起業家や経営者が集まるのか

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「HUB」

2005年にロンドンで使われるようになったHUB。HUBは、ネットワークを結ぶときに使用される機器であり、車輪のスポークと呼ばれている部品が集まる車軸を指す言葉です。

つまり、ビジネスでのHUBとは、シェアオフィスやワーキングスペースなどを、皆が自由に集える空間を指します。

一般的なシェアオフィスには、プライベートスペースとパブリックスペースが用意されていて、さらに会議室や打ち合わせスペースなどが設置されていたりします。さまざまなジャンルのビジネスパーソンがオフィスを自由に出入りしているので、経験の浅い起業家や経営者にとっては人脈を作るチャンスも豊富です。

例えば徳島県の神山町のような自治体自らが提供しているケースもあります。特にIT系の企業がサテライトオフィスとして活用したり、自治体からのサポートを受けた起業家が移住したりしています。自然豊かな地方だからこそ、自由度の高い繋がりが構築できる場所になったのでしょう。神山町のような取り組みは、都心部だけでなく全国各地で見つけることができます。

「コワーキングスペース」

また、コワーキングスペースは共同の作業場を提供していて、wifiが使えたり、会社の登記上の住所として活用できたり、郵便物を受け取ったりとビジネスシーンを支えます。

つまり、コワーキングスペースでも、同じ空間に人が集まることで、自然と業界の垣根を越えたやりとりが期待できます。起業家にとって、助っ人探しや協力者を募るチャンスにも活用できるでしょう。

どちらのスペースも、本格的なオフィスを構えるよりもリーズナブルなこともあり、これから起業したいと考える人に適しています

月額課金制のスペースもあれば、一定期間の単位で利用できるなど、サービス内容によって確保できるプライベートスペースの広さや機能に違いが設けてあります。目的や用途に合わせて選ぶのがポイントです。

 

この記事の監修
Scheeme株式会社
ScheemeMAG編集部
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