資金調達の“すべて“をわかりやすく解説したメディア

独立開業は不安になる方が多い。独立開業の不安を払拭するオススメの方法

更新日
独立開業は不安になる方が多い。独立開業の不安を払拭するオススメの方法 |スキーム マグ
独立開業は不安になる方が多い。独立開業の不安を払拭するオススメの方法 | スキームマグでは、事業計画書のテンプレートや書き方など創業/独立/融資に役立つ情報を発信しています!これから事業計画書を作るという方は是非参考にしてみてください!
請求書の支払いを最大3回分割してあと払いできる

会社に勤めながら、独立開業の準備を進めている方も多いことでしょう。
自分の思い描いていた夢に向かって第一歩を踏み出すことは、とても大変ですがやり甲斐もありますよね。
ところがいざ独立開業するとなると、いろいろな不安が頭をよぎるものです。
その不安を払拭する方法を知りたい、そう思っている方のために、3つの主な不安の対処方法をご紹介しましょう。

本当に上手くいくだろうかという不安への対処方法

独立開業へ向けて準備を進めていく中で、本当に上手くやっていけるのかどうか不安になることは、多くの人が経験をしていることです。会社に在籍をしていた時は、上司の指示や会社のシステムに沿って仕事をこなしていけば大丈夫でした。ところが独立をするとなると、すべての責任が自分にかかってきますし、何をどうすれば良いのかを教えてくれる人もいなくなります。そんな漠然とした不安をかかえたままだと、先へ進むこと自体が難しくなります。では、この不安にはどうやって対処をしたらよいのでしょうか。その答えは知識の中にあります。不安になる大きな要因として知識不足というものがあり、そのため先行きが不透明なままになってしまっているというわけです。

つまり、自分が選んだ業種に対する様々な知識を得ることができれば、この不安を消し去ることも可能になるというわけです。そこで、知識を得るのに役立つ本をご紹介します。業種ごとに必要な知識をまとめた本というものがあり、公立の図書館などで読むことができます。その本とは業種別審査事典で、銀行などが融資を行う際に与信調査の参考とする本です。この本には、対象とする業種の市場規模や業界動向、関連法規などが詳しく載っていて、参入する業種に関する知識を得ることができます。もし地元の図書館に無い場合は通販でも取り扱っているので、参考にしたい巻のみを購入するのもよいでしょう。関連する他業種の知識を得るためにも役立つ本です。

お金に関する不安への対処方法

独立開業の準備を進めていくなかで、よく助言される言葉があります。それは、3年生活できるだけのお金を用意しておくようにという助言です。独立開業をしたけれど、なかなか売り上げが上がらないという事態はよくあるもので、そのための予備の生活費が必要になります。独立開業に関する不安の中でも、お金に関する不安が一番多いというアンケート結果が出ています。多くの人が、お金に関して少なからず不安を感じているということの現れですね。もちろん、充分な予備資金を用意しておくことが一番大事ですが、それでもなお売り上げが心配だったり、店の家賃を払えるかどうか不安だったりするものです。お金が足りなくなって借金を重ねるようでは、破産や廃業も目の前になってしまいます。

この不安への対処方法は、別の収入の道を用意しておくというものです。毎月いくらかでも収入があれば生活費の足しになりますし、運転資金に手をつけなくて済むかもしれません。別の収入を得る方法には、たとえば短時間のアルバイトだったり、インターネットでの副業だったりいろいろなやり方があるものです。特に最近はwebでの副業が盛んになってきています。Webライターなら暇な時間帯に行うことができますし、HPを作成するスキルがあれば高報酬の案件を手掛けることもできるでしょう。また、全然違う業種のアルバイトをすることもお勧めの方法です。今まで知らなかった業種で働くことで、新たなビジネスのヒントを得ることはよくあることです。

将来に対する不安への対処方法

独立開業をして実際に営業をスタートした後で、気になることのひとつに将来への不安があります。スタートした直後はご祝儀で仕事を回して貰えることもありますが、継続して仕事を得るということはなかなか難しいものです。会社という後ろ盾が無くなると、取引先を探すことだけでも大変で将来が不安になってきます。人脈を広げようにも、紹介をして貰える機会がなかなかありません。最初が仮に上手くいっていたとしても、先行きが不透明では不安が募るばかりですよね。開業後のこういった不安の対処方法は、こまめに各種会合に出席をするというものです。有力な人脈を紹介して貰うのを待つのではなく、こちらから人脈を広げる努力をするという方法です。

ただ待つだけでは不安が消えることはありません。しっかりとした将来を見据えるためには、なりゆき任せの営業ではなく自分のブランド力を高める必要があります。他の競争相手に負けないようなブランド力があれば、仕事を継続して得ることも可能になります。ブランド力を高めるにはいろいろな立場の人と接触をして、顔を知って貰い知見を広めることがとても大事です。各自治体や企業が開催する勉強会や講演会に参加をして、積極的に交流を図りましょう。仮にブランド力に自信があっても、他の人に知って貰わなければどうしようもありません。SNSを活用するのも一つの方法ですが、ネットだけでは足りません。やはり自分の足を使って動き回り、実際に目の前にいる人々との交流を深めるのが大事です。

この記事の監修
Scheeme株式会社
ScheemeMAG編集部
資金調達から経営まで今日から使える情報を発信!一般的な融資/創業融資・補助金に関する情報を初めての方にもわかりやすくお届け致します。公認会計士・税理士や銀行融資担当者が融資や補助金の専門家が監修しております。