こんにちは、Scheeme MAG 編集部です。
最近はコロナの影響で給料が減り、会社で働くことに疑問を持っている人が多いです。
その中で出てくる話が、『開業』。
今回は美容室に焦点を当てて、解説していきます。
ただ、
といような人は多いでしょう。
まずは『資金調達』をする必要があります。
そう説明すると、
というような疑問が出てきます。
ですが、安心して下さい。
この記事を読めば、美容室の開業に必要な費用や、資金調達方法を全て知ることが出来ます。それだけでなく、初期費用を抑えるポイントも解説。
美容室の開業を考えている方は、そのままご覧ください。
・美容室開業の初期費用を抑える方法
・開業のための資金調達方法
美容室開業の初期費用の相場
まず、美容室開業にかかる初期費用の相場ですが、700万〜1,500万円と言われています。
おそらく多くの人が、これだけの大金を用意するのは困難だと思います。
そんな人たちも、安心して聞いてください。美容室の開業費用は、大幅に抑えることができます。綺麗に抑えることができたら、300万円で美容室を開業することも可能。
では、美容室開業にあたり、初期費用を抑える方法を解説します。
美容室開業の初期費用を300万で抑える方法【簡単です】
では、300万円で美容室を開業するために、初期費用で抑えるべきポイントを解説していきます。
②物件
③設備
④広告費
⑤販促物
⑥人件費
単語だけ並べても難しいと思うので、それぞれ詳しく解説していきます。
①立地
立地は、毎月の固定費に関わってくるので、コストパフォーマンスが良い場所を選んでください。
お客さんが来て売上が立つなら良いですが、そういう立地は競合も多いです。
例えば、新宿だと色んな場所に美容室が並んでいます。
立地は良い場所にしようと考える人は、落ち着いて街を歩いてみてください。競合が多くて、戦えないと感じるでしょう。
そのため、立地は高くて良いところより、都会から外れているけど競合が少ない場所の方が良いです。都会から離れるにつれて土地代も安くなるので、初期費用を浮かすこともできます。
ただ、都会から離れすぎて、そもそも人口が少ない場所に店を建てても、お客さんが来ないので売上が立ちません。
あくまでも、競合が少なくて都会から離れている場所に店を建てることで、初期費用を抑えるだでなく、売上も立てることができます。
②物件
物件の費用を抑えるのは、正直難しいです。
店を建てる場所によって値段も変わるので、物件の値段は土地によると思います。
そういう風に思われる方もいますが、少し待ってください。
物件でも、大きく初期費用を抑えることができる可能性があります。
それは、『居抜き』です。
居抜きの物件を借りることが出来たら、設備代などを浮かすことが可能。
初期費用を抑えるなら、『居抜き』の物件は狙い目です。
③設備・備品
初期費用で抑えられる最大のポイントは、設備や備品の費用になります。
正直、ここはできる限り安く抑えて問題ありません。
ドライヤーを何個も買う必要はなく、一つを使い回したり。
クシやヘアアイロンなども使い回せますよね。
イスなども、最初は少なくても、お客さんが増えてから購入すれば問題ありません。
注文すれば、1週間もあれば届きます。
最初から店が繁盛すると仮定して、たくさん設備や備品にお金を使うのは非常に危険です。
必要最低限に抑えることで、初期費用を抑えることが出来ます。
④広告費
広告費は新規の顧客を獲得するために必要ですが、現代は無料の広告がたくさんあります。
例えば、SNS。
特に最近は、ツイッターやインスタグラムで有名になったインフルエンサーに無料で施術をするかわりに、それを投稿してもらって集客をしている美容室も少なくありません。
数万人に広告で認知を広げると数十万円かかりますが、インフルエンサーをうまく使えば、施術代だけで集客につなげることが出来ます。
広告費に大金を使わなくても、美容室は開業できるので安心して下さい。
⑤販促物
販促物は、名刺やチラシ、ホームページなどですね。
これらの費用は業者に頼むと高くなるので、オススメは『クラウドソーシング』です。
※クラウドソーシングとは、ネットで企業と個人をつなげるマッチングサービス。
業者に発注するより、個人に仕事を発注した方が圧倒的に安く済ませることが出来ます。
ただ、クラウドソーシングには、初心者や未経験なども含まれているので、人選だけは注意してください。
⑥人件費
人件費は、立地と物件によりますが最初は必要ないと思います。
1人で店を回している美容室も少なくありません。
美容師をアルバイトで雇うのは難しく、正社員として雇う必要があるため、人件費が高くなります。
お客さんが増えてきてから、美容師さんを探しても遅くありません。
最初は立地にもよりますが、1人で店を回すことをおすすめします。
美容室開業の資金調達方法【300万は簡単】
意外に、初期費用は抑えられると知っていただけたでしょうか。
そんな方に向けて、再現性のある資金調達方法を3つ紹介します。
②融資
③家族や知人
宝くじなど、再現性の低いものではないので、安心してください。
①自己資金
開業をするなら、自己資金は必須です。
なぜ貯金必要かというと、次で解説する『融資』に影響が出るからです。
美容師さんなら100〜200万円は貯めておきたいですね。
また、資金調達でお金を借りるのは借金になります。
もし開業して上手くいかなくても、借金は返さないといけません。
自己資金があればあるだけ、負担は軽くなるので損はないでしょう。
②融資
融資は、資金調達の中で少し難しい方法になります。
融資を受けるには審査があって、それを乗り越えないと資金調達はできません。
審査には色んな基準がありますが、大きくまとめると『信用』です。
- 自己資金があって本気で開業したいのか
- 美容師としてのスキルが担保されているのか
- クレジットカードなどの支払いに問題はないか
- 事業計画書の内容に問題はないか
融資を受けるには、お金を貸しても問題ないと思われる必要があります。
そのためには、自己資金をできる限り貯めて、しっかりとした再現性のある事業計画書を提出しないといけません。
融資の金利は低いので、悪い借金にはなりません。
本気で準備すれば、融資に合格するのは難しい話ではないので安心してください。
企業している多くの人も、融資で資金調達しています。
家族や知人から
これは、最終手段にしましょう。
特に知人との金銭の貸し借りは、あまり良くないです。
融資などの資金調達に失敗したけど、それでも開業したいなら相談してみてください。
まずは、自己資金と融資での資金調達で考えていきましょう。
美容室開業は300万円から可能【削れる部分は多い】
最後に、今回の内容をまとめます!
②物件
③設備
④広告費
⑤販促物
⑥人件費
これだけ抑えるポイントがあれば、300万円で美容室を開業するのも夢ではありません。
特に立地と物件は、初期費用を抑える重要なポイントになります。
立地と物件はお客さんの人口や競合他社がないかなどを考慮しないといけませんが、ここで初期費用だけでなく、固定費も変わります。慎重に選んでください。
最後に、初期費用の目安が出来たら、資金調達をする必要があるので、その方法も解説しておきます。
②融資
③家族や知人
おすすめは自己資金と融資を使って開業することです。
ある程度の自己資金を集めることが出来たら、融資にも通りやすくなります。
将来的に美容室を開業したいと考えている方は、今から自己資金を貯めておきましょう。